「紅葉(もみじ)」の語源
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紅葉が美しい季節ですね。
「もみじ」という言葉を広辞苑で引いてみると・・・
1.紅葉(黄葉)すること。また、その葉。
2.カエデの別称。などとあります。
また冒頭には、上代には「モミチ」と清音だったことが書かれています。
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言葉の語源辞典・由来辞典サイト「語源由来辞典」には、以下のような記載があります。
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紅葉は、もともと「もみち」と呼ばれていた。
秋に草木が赤や黄に変わることを「紅葉つ・黄葉つ(もみつ)」や「紅葉づ(もみづ)」といい、その連用形で名詞化されたものが「もみち」であった。
平安時代に「もみち」が「もみぢ」と濁音化され「もみじ」に変化した。
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通説では「もみづ」は、秋口の霜や時雨の冷たさに揉み出されるようにして、色づく・・・
「揉み出づ」から来ていると、言われているようです。
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晩秋の冷え込みとひきかえに、自然がもたらす錦(にしき)の世界。
「もみち」から変遷したと言われる「もみじ」ですが、その美しさを愛でる日本人の「心」は、今もきっと変わらないことでしょう。
それでは、今日もみなさんにとって、素敵な1日でありますように☆